香水の起源、フレグランスの歴史を振り返りましょう!⑤

フレグランスの歴史をたどり、今回で五回目です!

西欧社会にどの様にしてフレグランスは広まっていったのか、お伝えしていきますよ!

 

西欧社会は十字軍をキッカケにして、再びフレグランスを手にする!

イタリアでは、ローマ帝国での香水の発展があったため、紀元前後から香水の文化があったと言えます。しかしそのローマ帝国が分裂、崩壊すると、香水は無駄なものとして衰退してしまいます。この中世前期は、疫病の蔓延や戦争等により、人口の減少、経済の衰退がおこり、文化もあまり発展しなかったようですね。この時期は暗黒時代、なんて呼ばれちゃってます。

西欧社会に香水が再びもたらされるのは、十字軍の遠征がきっかけでした。

ご存知、この十字軍は、キリスト教の聖地エルサレムを、イスラム教の国々から取り戻そう! という目的の遠征軍だったわけですが、これにより中東諸国からもたらされた知識や技術なんかは、後に続くルネッサンスに影響します。

イスラム圏の蒸留技術はこうして西欧に伝わり、そして作られたのが、ハンガリーウォーターです。

 

ハンガリーウォーターはアルコールベースのフレグランスの起源!?

ハンガリーウォーターは、ハンガリーの14世紀の王妃エリザベートの為に作られたと言われています。これは最初のアルコールベースの香水と言われていて、原料には、度数の強いブランデーや、ローズマリー、タイム等が使われました。

ハンガリーウォーターはかなり息の長いフレグランスで、ヴィクトリア朝まで現役だったみたいですよ!!

ハンガリーウォーター キット(ドライハーブ)

 

オーデコロンがフランスに伝わる!

西欧諸国ではハンガリーウォーターがそれなりに人気だったようですが、18世紀後半になって、また新たなフレグランスが流行します。ドイツのケルンに駐留していたフランス軍が、そこで売られていたアクア・アドミラビリスを母国に持ち帰って広めたんです。それはケルンの水→オーデコロンと呼ばれるようになったみたいですね。

ローズマリー等のハーブに柑橘類を混ぜたこのオーデコロンは、かなり爽やかな香り!

この原初のオーデコロンは、現在は4711というブランドが、看板を守っているようです。日本人にも愛好者がいるくらいメジャーなオーデコロンなんですよ!

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