香水の起源、フレグランスの歴史を振り返りましょう!②

前回は、古代エジプトメソポタミア文明についてまとめました。今回は古代ギリシアに移りたいと思います。

 

紀元前1850年頃、キプロス島に調香用の工房があった!?

近年の研究では、キプロス島のピルゴスという場所の遺跡に調香用の工房があった事が分かっています。ピルゴスは、ティラ遺跡がある所ですが、ここはドリス人が造った植民都市に起源があるようです。工房は火山噴火で壊れてしまったようですね(8世紀だと思われます)。

ここで使われていたマツ、アーモンド、アニス、ベルガモットコリアンダー等は、全て地中海全域から取れる素材なのだそうですよ。

 

キプロス島は近世の調香師にもインスピレーションを与えていた! 新たなノート「シプレ」の創造につながった島のパワー!

「現代香水の父」フランソワ・コティキプロス島に行った時、いい香りが満ちていたそうです。それにインスピレーションを得て、コティは「ル シープル」という香水を誕生させました。ベルガモット、ローズ、ジャスミン、オークモス、パチュリ、ラブダナムを組み合わせているそうですよ。

シプレの香りのキーであるオークモスは、アレルギー物質が多いため、今では代わりに違う香料を使わざるをえないです。

 

シプレ系だと、ミス・ディオールが人気ですね!

 

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ミスディオール ブルーミングブーケEDT SP 50mlオードトワレ[旧商品名=ミスディオールシェリーブルーミングブーケ CHRISTIAN DIOR]

 

私の感性だと、ミス ディオールはとても都会的な香りなんですが、この匂いは古代に通じるものなんですね。