香水の起源、フレグランスの歴史を振り返りましょう!①

人間はフレグランス類をいつから利用していたのでしょうか?

今よりも身を清める機会が少なかったであろう時代、人々はただ悪臭に耐えながら生活していたのでしょうか??

最古の香水と銘打たれた有名なオーデコロンは17世紀に生み出されましたが、それ以前は何もなかった? いやいや、ありましたよ! 古代の人々にとっても、体臭は気になるものだった。香水の歴史は紀元前にまで遡ります。

 

最古の調香師の記録はメソポタミア文明の遺跡から発見されています

遺跡から出土された楔形文字の粘土板には、香水の製造法とともに、Tapputi Belatekallim(タップティ)という女性の調香師が刻まれていたようです。

メソポタミア文明とは、紀元前3100年ごろ、現在のイラク周辺に築かれた文明です。約3000年程続いていました。

タップティは紀元前1200年頃活躍していたようですね。

こんなに昔から香水が作られていただなんて、驚きです。

 

クレオパトラに愛された薔薇の香り。古代エジプトのフレグランス事情。

古代エジプト、と聞いたらまず思い出すのが世界三大美女クレオパトラです。

ローマ皇帝を立て続けに二人も篭絡した手腕は流石の一言! もしかしたら、彼女から香る薔薇の香りに惑わされたのかも??

 

クレオパトラは自分専用の香水精製場をもっていたとされる程、香水を重要視していたようです。薔薇を非常に好み、ローマ皇帝カエサルアントニウスを出迎えたときは、薔薇の香りを身にまとったり、生花を床に敷いたりしていたそうですよ。

余談ですが、TOCCAクレオパトラと題した香水を売り出していますね。

薔薇の香りなのかと思いきや、グレープフルーツやホワイトジャスミンが使われています。彼女の行動力や、エキゾチックな面を表現しているのかもしれません!

 

古代エジプトの香りの歴史はクレオパトラだけには終わりません!

エジプト人達にとって香りは「再生」の意味を持ち、神殿では毎日三回お香が焚かれていたようです。

日の出に合わせ、フランキンセンス(乳香)。正午にはミルラ(没薬)。日没にキフィ。それぞれ太陽神ラーに繋がる、大切な意味合いが込められていたようです。

古代~中世では、香りは宗教的な意味合いで使われる事が多いみたいですね! 香りの力で、日常と隔絶される様な感覚があるからなのかもしれません。

それと、このキフィ、ミイラ造りにも利用されていたみたいです。

 

キフィの調合香料→ショウブ、シナモン、ペパーミント、没薬、レモングラス、アカシア、レーズン、ヘンナ、ジュニパー、ピスタチオ、カシア桂皮、カシア、松脂、オレンジ、蜂蜜、ワイン

 

この原料から想像するに、結構爽やかな匂いだったのかもしれません。どこかのメーカーさんが発売してくれないかな~

 

かなり長くなりそうなので、三回に分けます。